第2章:キャンプスタイルとキャンプ場の種類
キャンプにもいろいろなキャンプスタイルがあるキャンプ? 家族で行くファミリーキャンプを思い浮かべる人が多いと思うが、キャンプのスタイルにも色々なものがある。今回はどのようなキャンプスタイルがあるのかを紹介し、みなさんがこれから自分なりにさまざまなキャンプスタイルでキャンプを楽しんでもらえたらと思う。 |
キャンプをする人から見たキャンプスタイル
ソロキャンプ自然の中で、自由に気ままにキャンプを楽しみリフレシュ ソロキャンプは、基本的に1人で楽しむキャンプです。1人で何の気遣いもなく自由に自然の中でのんびり過ごすことができる。ある意味、最高の贅沢なのかもしれない。一人でキャンをするのは寂しく怖い人もいるかと思うが、キャンプに慣れてきた人は、一度は体験してみたいのがソロキャンプ。その日の気分や体調、天候などを気にすることなく、自由に予定を変更できるのもソロキャンプのメリット。最近では、1人用テントをはじめとするソロキャンプ用用品も多く発売されている。家族や友人達と楽しむキャンプとは、また違った楽しみと魅力がある。 |
1人用テントでソロキャンプを楽しむ |
ファミリーキャンプいつもと違う家族の触れ合いが期待できることが魅力 ファミリーキャンプは、その名の通り家族で楽しむキャンプ。最近では、キャンプ場で親子で楽しめるイベントや様々な体験ができる施設を設けているキャンプ場も多くある。自然の中で、いつもと違う家族の触れ合いができ、時を過ごすことができるのがファミリーキャンプの魅力。また、家族旅行というと出費がかさむが、キャンプならば比較にならないほど安く家族旅行を楽しむことができる。家の中では体験できないことが、キャンプには多くある。キャンプには、家でできない教育ともいえる環境がある。 |
夏の海キャンプ |
グループキャンプキャンプの楽しさが増すグループキャンプ グループキャンプの厳密な定義はないが、通常は4〜5人以上の人数で行うキャンプを指す。本ホームページでは、2人以上ならばすでにグループキャンプだとしている。気の合う仲間や、近所やサークルの仲間など、さまざまなグループがあるかと思う。グループキャンプは、ソロやファミリーキャンプと違いグループで行うキャンプなので全体をまとめるリーダー的な存在が必要になる。道具やサイト選びも、グループの規模や性格によって違うことがポイント。グループキャンプは、参加した様々な人たちと楽しく過ごすことが目的なのでキャンプ本来の形なのかもしれない。 |
グループキャンプ |
キャンプ場から見たスタイル
オートキャンプ(オートキャンプ場)だれもが、気軽に快適にキャンプを楽しめる最もポピュラーなスタイル オートキャンプは、サイトの区画内に車を乗り入れ、その横にテントが設営できるキャンプスタイル。今では、最もポピュラーなキャンプスタイル。車から荷物をすぐに取り出せてキャンプの準備や撤収をすることができ、気軽に快適なキャンプを楽しむことができる。急な激しい雨や悪天候になった時でも、車の中に避難することができるので、初心者でも安心。キャンピングカーやキャンピングトレーラーによるキャンプもオートキャンプに含まれる。逆に、予約が必要でサイトが事前に指定されている場合が多く、自由度が低くなる場合もある。 |
オートキャンプ |
キャンプ(キャンプ場)サイト内に車を乗り入れることができないキャンプ場 キャンプ場の中には、オートキャンプ場と表記していないキャンプ場がある。このようなキャンプ場を一般的には、キャンプ場と呼ぶ。キャンプ場は、サイトの区画内に車を乗り入れることができず、駐車場からサイト区画まで荷物を運ばなければいけないキャンプ場。バイクや自転車ならば、テント脇まで乗り入れすることができる場合もある。昔からあるキャンプ場は、このスタイルが多い。登山者やキャンプ体験学習などに多く使われている。荷物を多く運べるオートキャンプ場と違い、レンタル利用や荷物を最小限に抑えたい。 |
サイト内に車が入れない |
キャンプサイト区画から見たキャンプスタイル
オートサイトサイト区画に車の横づけができるサイト オートサイトは、サイト区画に車の横づけができるサイトで、オートキャンプ場はこのオートサイトが主流。オートキャンプ場は、テントサイトひとつひとつに駐車スペースが決められていて、1区画単位になっている。中には電源付きサイトもある。車をサイトの横に停められるので、荷物の出し入れが楽。電源付きのサイトは、スマホ充電やライトや調理器具、簡単な暖房などが使えるので便利だ。キャンピングカーやキャンピングトレーラーもオートサイトを利用するがキャンプ場によっては、電源、水道がサイト内にあるキャンピングカー専用サイトが用意されているキャンプ場もある。 |
サイト内に車を停められる |
フリーサイト指定されたエリア内であればどこでもOKな自由サイト フリーサイトは、使える面積に制限がなく自由に使えるサイト。自由な反面、混雑時には自分のサイト空間の確保が難しいという面もあります。通常、指定されたエリア内であればどこへでもテントを張ってよいのがフリーサイトで早い者勝ちで場所を確保します。フリーサイトは、区画サイトと比べると料金が安価です。場合によっては、荷物の搬入時のみ車を乗り入れることのできるキャンプ場や来るか乗り入れ可能なフリーサイトもあります。テント区画が決められているフリーサイトもあります。 |
自由なフリーサイト |
スポンサーリンク