第1章3編:新型三菱デリカD:5の同乗走行を体験!
2019年 1月19日千葉県 袖ヶ浦フォレストレースウェイ開催の「デリカファンミーティング」に参加
2019年1月19日(土)、千葉県の 袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された「デリカファンミーティング」に参加してきました。今回は、新型のデリカD5の展示や試乗体験も開催されたこともあり多くの人が参加されていました。私は、「デリカファンミーティング」への参加はじめて。デリカ一色のイベントが開催できるのだらから、本当にデリカの人気は高いのだということを実感しました。とにかく目を引いたのは、常に複数台の新型三菱デリカD5がサーキット走行や4WD登坂キットで常に動いていることにが印象的でした。三菱自動車が、新型デリカD5にかける熱意が感じられました。今回は運が良く「新型三菱デリカD5の同乗走行体験」「新型三菱デリカD5による4WD登坂キット体験」ができ、さらにパリ・ダカールラリーで2度の総合優勝を果たした「増岡 浩さんのサイン」もいただけて満足した1日となりました。また私が特に興味を持ったのは、いくつかの「デリカD5カスタムショプ」によるデリカのカスタマムカー展示やパーツが見れたことはとても参考になりました。今回は、これらを体験した内容を個人的主観をまじえ紹介していきたいと思います。1月19日の試乗会はプロのドライバーが運転する新型三菱デリカD5の試乗体験でしたが、1月20日(日)には、自分で運転できる試乗会も開催されました。三菱さん・・・・頑張っていますね・・・・。私は、全頁でも書きましたが「CPSチーム商品企画主任の渡邊怜子氏のインタビュー」に対して許しがたいですが、面倒なので批判はやめて、今後もデリカの世界がさらに広がれば良いと期待しています。
新型デリカD:5による4WD登坂キット体験 |
サーキットで行われた新型デリカD:5による試乗体験 |
駐車場は、デリカのオンパレード |
増岡 浩さんからサインをいただく |
「デリカファンミーティング」プログラムの紹介
今回の千葉県 袖ヶ浦フォレストレースウェイ開催された「デリカファンミーティング」のプログラムは、「新型三菱デリカD5同乗走行体験」「新型三菱デリカD5による4WD登坂キット体験」「新型デリカD:5の車両展示」「新型デリカD:5開発者 Q&Aトークセッション」。これらを紹介していきたいと思います。
新型三菱デリカD5同乗走行体験新型三菱デリカD5同乗走行体験は、 プロのドライバーによる新型三菱デリカD5での走行を同乗体験ができるプログラム。自分では運転できないのですが、袖ヶ浦フォレストレースウェイのレースコースを2周し新型三菱デリカD5を体験してもらうと言う内容。体験時間は10分もかからないのですが、各時間単位で抽選が行なわれ当選者のみしか体験できないプログラムでした。午前中は、当選できない人も多くいたとのことでしたが、午後の後半あたりでは当選確率が高かまっていたかと感じます。 1周目は、新型三菱デリカD5に搭載された「三菱e-Assist(eアシスト)のデモ走行」からはじまります。車間距離を自動制御できる「クルーズコントロール(ACC:アダプティブクルーズコントロール)」、前の車が減速したり停車したりすると自動的に速度が減速したりブレーキがかかる「レーダークルーズコントロールシステム(ACC)」「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」を体験できます。すでに実績がある「三菱e-Assist(eアシスト)」なので当然なのですが、新型三菱デリカD5でも確実に動くようチューニングされていました。2周目に入る直線コースでは、加速性能と速い速度でのスラローム走行が体験できます。その後は、新たな8速ATなども体験できるようになっていました。最後は、車両前後左右4つのカメラで車庫入れができる「マルトアラウンドモニター」での駐車でデモ走行が終わります。新型三菱デリカD5同乗走行体験は、時間は短いですが新型三菱デリカD5の基本性能を十分に感じ取れる同乗体験かと感じました。個人的には、すでにデリカD5に乗っているので性能が上がったのは認めますが大差がなかったように感じたのが本音です。確かに、「車内に聞こえるエンジン音の低減」や「社内のインパネの視認性」は高められています。個人的に既存デリカユーザがメリットに思う部分は、ステアリングがデュアルピニオン式の電動パワーステアリングになった部分ではないかと思います。既デリカD5は、駐車場などでのタイヤの切り回しなどでステアリングの重さを感じますが、新型デリカD5は、電動なので状態にあった切り回しが楽にできます。個人的には、この点が気に入った部分です。 |
新型三菱デリカD5による4WD登坂キット体験新型三菱デリカD5による4WD登坂キット体験は、三菱自動車が世に誇る4WD車両のデモコースキットの走行体験。コースは、20度の斜面を横切る「キャンパー走行」、高さ40cm凹凸路面を渡る「凹凸路面走行」、そして最大傾斜45度の「急坂登板」を走行体験できる内容です。キャンバー走行で、ボディの捻じれの少なさや走破性をアピールし、凹凸路面走行で軽いアクセル操作でも悪路に強く大きなグランドクリアランスがあることをアピールしています。そして急坂登板は、三菱4WDの力強さをアピールする最高のパフォーマンスになっています。4WD登坂キットのようすを見た人も多いかとは思いますが、見るのと体験するのとでは桁違い。体験者は「やっぱりデリカの走破性はすごい」との魔法にかけられてしまいます。登っていく傾斜が20度、30度、そして45度となっていくのですが45度での停車はジェットコースターなみ。四駆モードなら、45度の傾斜角でもバックしないことに驚かせられるスゴ物です。新型三菱デリカD5による4WD登坂キット体験も整理券が配られ先着順なのですが、3台の新型デリカD5が朝10時からフル稼働なので体験できた人は多かったかと思います。「急坂登板」に注目しがちなのですが、意外と「キャンパー走行」がスゴもの。2点走行でタイヤを前後2つ浮かせてもボディ剛性が保たれている点、4WD AUTOでの浮いたタイヤが空転する事なく地面に設置しているタイヤだけを回転させて前進できる。これらは、4WD車なら当然可能なように思えてしまうのですが・・他の4WD車ではできる車は少ないとのこと・・? ミニバン型では、デリカのみなのでしょう。普通車では、これらのような状況になると空転しているタイヤに力が逃げ、前に進めない場合が多いとのことです。三菱が本気で4WDに取り組んでいることがわかる体験かと思います。 |
新型三菱デリカD5の車両展示11台もの新型三菱デリカD5が展示され自由に見れるようになっていました。新型三菱デリカD5は、前の頁の第1章2編:新型三菱デリカD:5の展示車を見た!で紹介していますので説明は省きますが、最近この顔が見慣れてきました。さらに、ボディカラーが、標準モノトーン(4色)、ツートーン(4色)、アーバンギア(3色)あるのですが、そのすべての色が見れてしまうというまたとない機会となっていました。ここでも、三菱自動車の新型三菱デリカD5にかける意気込みが感じられました。 |
新型デリカD:5開発者 Q&Aトークセッションと純正用品提案車の新型三菱デリカD5会場では、6回の「新型デリカD:5開発者 Q&Aトークセッション」が開催されていました。私は、時間的な余裕がなく見れなかったのですが、午後だからなのか? 既存ユーザのお怒り余韻があるのか? わからないですが、なぜか盛況ではなかったように感じました。午前中のラリードライバー増岡さんが出られたトークショウは盛況だったらしいです。このコーナーで正直私が興味をもったのが、「東京オートサロン2019」の三菱自動車ブースで展示されていた純正用品提案車の三菱デリカD5。「LEDワーキングランプ」、「ヘビーデューティキャリア」、「サイドおよびリアのアンダーガードバー」、「ブラックのエンジンフードエンブレム」、「マッドガード(泥除け)」が装備されています。おそらく販売店オプションになるのではないかと思います。 特に、「LEDワーキングランプ」、黒の「ヘビーデューティキャリア」は、現デリカD5ユーザも欲しがるパーツなのではないかと感じました。 |
デリカ カスタムショップの展示
デリカファンミーティングの特徴のひとつに上げられるのが、デリカのカスタムショップやパーツメーカーの展示コーナーが設けられていることです。デリカカスタムショップは、全国にありその中でも有名どこのデリカカスタムショップが一同このデリカファンミーティングに参加していることは貴重なことです。東京近郊の人は、大阪や九州など遠方のカスタムショップになかなか足を運ぶ機会がないと思います。ところが、デリカファンミーティングではこれらのカスタムショップから販売されているパーツやカスタムカーが直接見れたり触れたり、さらには相談などができたりできるのが魅了です。今回は、「JAOS」「トライスターインターナショナル株式会社」「輝オート」「ロードハウス」「オートフラッグ」「JEPPESEN」「WORK」が出展していました。
JAOSJAOS(ジャオス)は、比較的カーディラーで販売店オプションなどで見かけるクルマ好きならだれもが知っているパーツメーカーです。1985年の創業からオフロードに力を入れていて、デリカ関連のパーツも多いメーカーです。カスタムパーツの中では、比較的おとなしいパーツが多いですが信頼性が高いパーツ群になっています。今回は、リフトアップパーツ、デリカユ-ザーに人気があるマッドガード、そして「フォグランプ付フロントスキッドバー」が装備されたデリカD5が展示されていました。一見おとなしいフロントスキッドバーなのですが、車検が通る位置にフォグランプが装着できるバーです。しかも、このJAOSフォグランプは、純正フォグランプを点灯するとJAOSフォグランプが消灯するハーネスリレーが付属しています。適正位置(最外側より400mm以内、高さ250mm以上800mm以下)に装着すれば、作業燈ではなく車検対応のフォグランプになるのがポイントです。 |
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トライスターインターナショナル株式会社(MKW・BRUTブランドのホイール) |
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トライスターインターナショナル株式会社は、アメリカの人気ブランド「MKW」のアルミホイールなどを輸入、製造、販売を行ってる会社です。デリカD5ユーザにも、MKWは人気が高いです。新ブランドなのか「BRUT」アルミホイールを中心に展示していました。新型デリカD5用にBRUTのBR-55を装着したパンプレットが置いてあったので、今後デリカユーザに力をいれるのでは? |
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輝(ひかり)オート輝(ひかり)オートは、デリカユーザなら一度は聞いたことがある程有名な大阪にあるデリカ専門のカスタムショップです。新車&中古車のコンプリートカー製作・販売など、デリカを中心に幅広く業務を展開しています。オリジナルブランド「MADLYS(マドリス)」を持っているほか、有力ショップ&メーカーのデリカアイテムを数多く取り揃えています。関東圏からなかなか行けない大阪のショップパーツが目の前で見れるのも、「デリカファンミーティング」の特徴です。輝オートの「MADLYS ウインカーキット」「D:5 MADLYS フロントガード」「オーバーフェンダー」「ヘッドライトプロテクター」などが装備されたカスタム仕様のデリカD5とTGSパーツを装備した仕様のデリカD5が展示されていました。 |
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ロードハウスロードハウスは、 デリカカスタムショップの西の横綱が「輝オート」ならば東の横綱は、この「ロードハウス」です。四駆系カスタムの老舗ショップとして、業界では知られています。デリカなど多くの4WD車や外車などのカスタムカーを製作・販売しています。オリジナルブランド「KADDIS(カディス)」を持っているほか、有力ショップ&メーカーのデリカアイテムを数多く取り扱っています。今回は、私が欲しいロードハウスでのデリカパーツ人気NO.1の「KADDIS FIBER PROTECTION-カディス ファイバープロテクション」を装備したデリカD5が2台展示されていました。確かに欲しくなる一品です。 |
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オートフラッグス九州のデリカ専門店と言えばこのオートフラッグス。優れたクオリティと機能性を持つオリジナルアイテムを数多く手がけデリカのアゲ系スタイルでは注目のカスタムショップです。今回も、不死鳥のような真っ赤なアゲ系スタイル仕様のデリカD5で乗り込んでいました。4インチアップされワンオフカラーで仕上げたKMCのロックスター2にBFグッドリッチ製タイヤ、オートフラッグスのオリジナルブランドであるX4Xのオーバーフェンダーや大ヒットしたガードバー「GOQBUTO」などが装備されていました。オートフラッグスの操縦性、安全性などのトータルバランスをしっかり踏まえた上でのクルマ作りが感じられました。ロックスターのホイールも同時に展示されていました。 |
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JEPPESENプロダクトデザインを手掛けるデザイナー集団のブランドJEPPESEN。今回は、発売されたばかりの新たなデザインのアルミホイールであるエムジェイシーアール012を展示していました。MJCR#012は、16インチト18インチがありグロスブラック/クリアオレンジの2色があります。ホイールのリリースに合わせ、デリカ用のマッドガードとラバーマットも登場しました。私のデリカは、このホイールを履いています。また、ノーマル車高でシンプルに仕上げたジェップセンのデモカーも展示。装着サイズは前後ともに16×7.0J+40でタイヤはヨコハマのジオランダーM/T G003(225/75-16)を履き、アウトドアの雰囲気を漂わせるお洒落さが印象的でした。 |
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