第2章:車のドレスアップ
車のドレスアップとは? |
|
愛車を手に入れた人はまず、愛車へのドレスアップをしたくなるだろう。車のドレスアップとは、大きくは「純正車に対し、自分の好みの車になるように、目に見える車の部分を変えていくこと」と思っていい。 簡単に言えば、愛車の個性化だ。カップホルダーひとつだけを取り付けても、ドレスアップのひとつだ。カーマニアの中には、エンジンのチューニングやマフラーの交換、エアロパーツの取り付けなど、純正車よりも大幅に外観や性能を大きく変化させたカスタムカーにしている人もいる。どこの部分からドレスアップするかは、人それぞれに違うと思う。 ドレスアップで大事なことは、ある程度の自分なりのドレスアップ到達イメージを定めること。ドレスアップの中には、順番に段階的に進めた方が良いドレスアップも存在する。個人的には、最終的な理想の愛車像を描きながらドレスアップを楽しんでほしいと思う。 また、ドレスアップをやりすぎると違法改造や法律を遵守できないものになってしまう場合もある。当然、構造等変更検査を受けた改造や改造自動車として登録する方法もある。 本ホームページ「D5Camp」では、車検対応の範囲内でのドレスアップを紹介して行きたいと思う。 |
さまざまな車のドレスアップ車のドレスアップと言っても、以下に上げたように多くのドレスアップが考えられる。簡単にできるものから段階的に実施するもの、自分でできるものからショップに頼むものまでいろいろとある。中には、特殊な部品まで頼まなければならないドレスアっプもある。自分の予算を考えながら、ステップバイステップで車のドレススアップを楽しもう。 |
||
|
|
三菱デリカD:5で、最初にやりたいドレスアップ?
三菱デリカD:5の人気は、悪路を走破できる機動力がある4WDワンボックス車であることから選択される人は多い。このような三菱デリカD:5での最初のドレスアップで一番多いのが、タイヤ&ホイールの変更。カスタムショップでリフトアップされた三菱デリカD:5を、雑誌の広告などでよく見かけるが、リフトアップ自体が個性的過ぎてハードルが高いドレスアップ。本来、リフトアップとタイヤ&ホイールの変更は同時に実施した方が問題が生じる可能性は低いのだが、リフトアップは、費用もかかりデメリット部分もあるので、だれもが最初に取り組めるドレスアップではないと思う。そこで今回、私の三菱デリカD:5は、最初のドレスアップとして手が出しやすく見た目も大きく変わる「タイヤ&ホイールのみのドレスアップ」を実施。さらに、悪路に強い三菱デリカD:5だけに、スタッドレスタイヤへの履き替えも実施した。 タイヤとホイールのドレスアップタイヤとホイールのドレスアップは、比較的手が出しやすく、見た目を大きく変えることができる。多くの人が実施している最初のドレスアップと言える。タイヤとホイールのドレスアップは、タイヤを大きくしたりホイールデザインを変えたりし、愛車の外観を個性的に一気にアップさせることができる。三菱デリカD:5ユーザーも、最初のドレスアップとして多くの人が実施している。 |
タイヤとホイールを選択するための知識
タイヤとホイールのドレスアップは、単にタイヤとホイールを替えれば良いと言うものでもなく、ある程度の規定範囲内での交換が必要になる。ショップの人に聞いて実施するのは当然のことなのだが、前にも記述した通り自分なりのドレスアップの到達イメージを定めることが大事。その到達イメージを描くためにも、「タイヤとホイールのドレスアップ」知識は、事前にあった方が良い。今回は、「タイヤとホイールのドレスアップ」をする上で大事な「タイヤとホイールの基礎知識」を紹介したい。タイヤとホイールのドレスアップは、さまざまなスタイル、手法がありそれぞれにメリット、デメリットがある。その中で自分としてどのスタイルの「タイヤとホイールのドレスアップ」を選択するかを決める上で、タイヤとホイールの基礎知識は非常に役立つと思う。
ホイールの知識
ホイールのサイズ表記を知る
①リム幅
|
||
ホイールデザインを知る
スポークタイプ
|
ホイールの材質を知る
アルミホイール
|
愛車のホイールサイズを知る私の愛車「三菱デリカD:5 4WD・2.4・G パワーパッケージ・7人乗・CVT 」の標準装着ホイールの規格サイズは、以下の通リ。 |
タイヤの知識
タイヤの寸法タイヤの大きさを表すものに「寸法」と「サイズ表記」がある。タイヤ交換や一般的なタイヤの選択検討には「サイズ表記」を利用する。タイヤの寸法は、タイヤを選択する上で非常に重要な偏平率を算出するのに利用されている。タイヤは、すべてのタイヤに刻印されている「サイズ表記」が非常に重要なタイヤ情報となる。ここでは、タイヤの寸法部分を簡単に紹介する。タイヤの寸法は大きく、
の5項目。 |
タイヤのサイズ表記を知る
A:タイヤ幅※断面幅
|
インチアップとインチダウン
タイヤとホイールのドレスアップでは、純正サイズもしくは扁平率(タイヤの高さ)を下げ、ホイールサイズを大きくするインチアップをする人が多い
。当然デメリットもあるのだが、 インチアップをすると外観が良くなり、運動性能、グリップ性能、コーナリング性能などが高くなる。ところが、三菱デリカD:5のタイヤとホイールのドレスアップでは、一般的に推奨されないインチダウンをする人が多い
。なぜなのだろうか?三菱デリカD:5は、同じボディサイズに二つのタイヤの純正サイズモデルが混在している。当然、細かな点でチューニングが違うと思うが、18インチ7.0J(225/55R18)と16インチ6.5JJ(215/70R16)のモデルがある。さらに、三菱デリカD:5ユーザの中には、サスペンションなどを交換しオーバーフェンダーを取り付けリフトアップし、より大きなタイヤを履かせているユーザもいる。三菱デリカD:5は、さまざまな足回りのドレスアップができる車としても人気がある。インチダウンすると通常、タイヤが占める面積が大きくなり外観が悪くなるのだが、オフロードタイヤのようにタイヤパターンが大きいタイヤでインチダウンすると、三菱デリカD:5はより力強い4WD車らしく見える。また、インチダウンする場合には、スピードメーターに狂いが生じて走行に支障をきたさないようホイール、タイヤともに適切なサイズを選択することが重要。インチアップやインチダウンは、自由にできるものではなく、ある程度の基準がある。それは、以下の事項を守ってインチアップやインチダウンをすることが必要。 |
|
|
インチアップ
|
インチダウン
|
スポンサーリンク