三菱D5:純正ヘビーデューティキャリア&リヤラダーのイメージ図

第4章:三菱デリカD:5の純正ヘビーデューティキャリア&リヤラダー

多くのキャンプ用品を載せるのにルーフキャリアは必須だった

三菱デリカD:5の購入時にどうしても欲しいアクセサリーがあった。それは、純正の「ヘビーデューティキャリア&リヤラダー」。純正以外でも多くのD5用ルーフキャリアが販売されているのたが、他の製品よりも大きくしっかりとしている純正の「ヘビーデューティキャリア」がどうしても欲しかった。三菱デリカD:5のコマーシャル戦略に、まんまとはまってしまった一人なのだ。さらに、ルーフキャリアへのはしごとなる「純正のリヤラダー」も取り付けた。正直、私が欲しかった三菱デリカD:5は、このヘビーデューティキャリア&リヤラダーがあってはじめて欲しい三菱デリカD:5になる。三菱デリカD:5を選んだのもキャンプに利用したいことが理由の一つ。家族4人が全員でキャンプに行くと、どうしても荷物が多くなってしまう。三菱デリカD:5購入前の車にも、ルーフラックは取り付けて何とかキャンプ用品を車に載せていた。最近では荷物を減らすキャンプが流行っているのだが、我が家はどうしてもキャンプ用品が増えてしまう。理由は簡単で、ロースタイルキャンプを選ばずかつ行くごとにキャンプ用品を選別するのが面倒ですべてのキャンプ用品も持っていってしまうからだ。さらに、夏にはシュノーケル用品などの海遊び関連の道具が家族4人分追加されてしまうので車はぎゅうぎゅう状態になる。このような状況では、いくら積載容量が大きいい三菱デリカD:5でも荷物室にすべてのキャンプ用品を入れることはできない。そこで、必然的にルーフキャリアまたはラックが必要な状態であった。毎日使う品物ではなくオプション品の中ではかなり高価に入る物なのだが、純正の「ヘビーデューティキャリア&リヤラダー」を装備することで三菱デリカD:5を選んだ満足度が上がっている。しかし、ルーフキャリアを装備することによってデメリットもある。今回は、満足度は高いながらも苦労している点などを紹介し純正の「ヘビーデューティキャリア&リヤラダー」のメリットおよびデメリットを紹介してみたいと思う

三菱デリカD:5の純正ヘビーデューティキャリアの画像01

三菱デリカD:5の純正ヘビーデューティキャリア

三菱デリカD:5の純正リヤラダーの画像02

三菱デリカD:5の純正リヤラダー

純正「ヘビーデューティキャリア&リヤラダー」の長所

まず最初に純正「ヘビーデューティキャリア&リヤラダー」の長所から紹介したい。購入した人たちの口コミから判断してみると購入して失敗したという人はほとんど見当たらなかった。購入した人たちの中では、満足いく一品なのではないかと思う。個人的な意見ではあるが以下が長所かと思う。
しっかりした造り
純正「ヘビーデューティキャリア&リヤラダー」に対して最初に上げられるのが、しっかりとした強度のある造りになっていること。実用性の高いアルミ製で造られたキャリアで、所々が他の商品よりも太くしっかり造られれている。カタログ上のスペック表だけではわからない実物でしかわからない点だ。荷物を固定する際にも、キャリア自体がしっかりとしたものだと固定もしやすく安心できる。
大きい
純正「ヘビーデューティキャリア」は、外寸が1820×1310×145mと長さ、幅共に長く積載面積が非常に大きいのが特徴。最大積載重量が50kgとなっているがもう少し多く積めそう?他社のキャリと比較してみたがここまでの積載面積を持つものは見つけられなかった。D5のルーフ幅に合わせているのか? 逆に大きすぎて、荷物が動かいように隙間ができないように荷物を置く工夫も必要になってくる。
装着時の全車高が210mm以下
装着時の車両全高を2.1m以下におさえている。キャリア自体が外寸1820×1310×145mm、車高が1870mmなのでキャリアはフット部含まずで150mm、これですでに2015mmで何とかギリギリ2100mmを切る。2.1m以下表示の屋根付き駐車場に入庫したのだが大丈夫だった。しかし、不安があるので2.3mの駐車場を利用したい。
D5専用
純正なので当然なのだが、荷重がかかる装着品なので三菱デリカD:5の車体を考慮して設計された商品はやはり信頼でき安心できる。取り付け部も、三菱デリカD:5の車体を十分に考慮し設計していると感じられる。また、ディラーなどが、取り付けに慣れているのも安心できる点だ。
かっこがいい
個人的主観だが、ワイルドな見た目が三菱デリカD:5にぴったりでかっこいい。三菱デリカD:5のコマーシャルやカタログで先入観を植え付けられてしまっている。それでも、多くの人が「かっこいい」と口コミには書かれている。これも三菱自動車の戦略だろう。

純正「ヘビーデューティキャリア&リヤラダー」の短所

純正の「ヘビーデューティキャリア&リヤラダー」にも当然ながら短所はある。致命的なものではないが個人的に短所と感じていることを紹介したい。
高価
純正の「ヘビーデューティキャリア&リヤラダー」は、他社のルーフキャリアやリヤラダーと比較して高い。消費税抜きで本体¥120,000で工賃(¥9.900)を含めれば¥129,900もする。リヤラダーも消費税抜きで本体¥95,000で工賃(¥13.200)で¥108,200もする。確かに他社の物と比較するとしっかりしたつくりと大きさがあるので価格相応なのかもしれないのだが、三菱D5のアクセサリーの中では高価に入る。他社の物と比較すると同等の価格帯の物もあるのだが1.2倍から1.5倍程度はする。ここは、ディラーとの価格交渉の一部にするのが良案かもしれない
走行時に音が発生
純正のヘビーデューティキャリアは、50km~60km付近から、ボォーと言う風きり音が発生する。高速時にはかなり高い音がする時がある。構造的にこの音はしょうがないものなので、個人的には気にならないのだが気になる人もいるだろう。金網型のキャリアや低いキャリはは音があまりしないとのこと。どうしても音が気になる人は、MADLYSからD5用の防音パネルが販売されている。輝オートなどで購入できるので検討してみてください。
荷物の固定と積み降しが面倒
ヘビーデューティキャリアは、ルーフボックスと比較すると荷物を固定させる作業が必要になる。走行中の振動や風で荷物が落ちないよう、念には念を入れてしっかりと固定しなければならない。後で紹介するが、個人的には、しっかりと強く固定できるラチェット式の荷締めベルトを使うことをおすすめしたい。
車のルーフ掃除がしにくい
当然だが、キャリアを付けたままの状態で車のルーフを洗うのは非常に面倒。キャリアの上に登って隙間に手を入れながら洗うこともできるのだが大変。そこで、ルーフとキャリアの隙間に入る柄の長い洗車モップを使うと楽になる。
雨天時には荷物の防水対策が必要
ボックス型ではないヘビーデューティキャリアは、雨天時には荷物が雨ざらしになる。防水シートやコンテナなどのハードケースなどで防水対策をするか、しっかりと防水されているルーフバックを選ぶ必要がある。

ヘビーデューティキャリアやルーフキャリアへの積み方と注意点

ルーフキャリアであるヘビーデューティキャリアは、見た目もかっこ良くアウトドア感を高められるのだが、とにかく荷物の積み込みに苦労する。私は今でも試行錯誤中で、最終的な積み込み方法を確立していない。ヘビーデューティキャリアを1年足らずしか利用していないのだが、試行錯誤的に徐々に荷物の積み込み方を変化させているのでその一部を紹介していきたい。

荷物を積む際の道具

ヘビーデューティキャリアやキャリアへの荷物の積み方として、「コンテナやボックスを利用する積み方」、「ルーフバッグを利用する積み方」、そして「荷物を直接積むやり方」に大別されるかと思う。私は、ヘビーデューティキャリアの最大積載重量が50kgと言うことで、重量がない形が変更できるソフトなものでキャンプ用品の一部を積むことにした。そこで私が選んだ積み方は、比較的荷物を固定しやすい「ルーフバッグを利用する積み方」を選択。このやり方で必要になってくる物が、「ベルト」、「カーゴネット」、「ルーフバッグ」 そして「ビニールシート」の4点。現状ではこの4点で何とか荷物を積んでいるが、現段階でも試行錯誤中なので今後積み方や必要な道具が変化していくかと思う。まずは、現状の積み方までの経緯を紹介していきたい。また、荷物を積んで高さが3.8m以上になると、道路交通法的にNGとのこと。

ラチェット式ベルト
ラチェット式ベルトの画像03
ラチェット式ベルト

荷物の固定に必須なのがラチェット式ベルト。丈夫なポリエステル樹脂でできている2本で1組のベルトで一方を他方のバックルに通してラチェットで締め付けをして荷物を固定するベルト。通常のベルトとだと緩みやすいのだが機械的(ラチェット)にベルトを締め付けてくれるのでしっかり荷物が固定できる。但し、締めすぎると荷物やキャリアを破損させる可能性があるので使い方を十分にマスターしてから利用したいベルトだ。私は5mを買ってしまい長すぎたので2m~3m程度がキャンプ用品などを固定するのには良い長さかと思う。

バックルベルト
バックルベルトの画像04
バックルベルト

バックルベルトは、締める時にテープを引くだけで締められる金具のバックルがついているベルト。緩めるときはバックルのレバーを押してベルト引っ張る。簡単着脱で耐久性もある。ラチェット式ベルトよりも安価で簡単に手に入る。反面、ラチェット式ベルトよりも締め付けが強くない。但し、ラチェット式ベルトよりも緩みやすいのでラチェット式ベルトとの併用やカーゴネットとの併用をおすすめしたい。バックル部分は、様々な種類があるがベルトを締める力が強いバックルが付いているベルトをおすすめしたい。

カーゴネット
カーゴネットの画像05
カーゴネット

カーゴネットは、伸縮性があるゴム製のネットで荷物を囲み固定することができる。カーゴネットには、フックがついていてキャリアなどに引っ掛けて荷物を固定することができる。カーゴネットは、使わないときには畳んでおけるのでコンパクトに収納できる。但し、荷物全体を包み込むというかたちのネットなので荷物がネットから落ちないように、荷締めベルトなどとの併用が必須。また、使用頻度や経年変化によってゴムの伸縮力が弱まる。また、荷物の鋭利部分でネットが切れる場合もあるので荷物全体をまとめる道具として利用したい。

ルーフバッグ
ルーフバッグの画像06
ルーフバッグ

ルーフバッグは、様々な荷物をまとめて入れることができるソフト型の大きなバック。キャリアに乗せることが前提に作られている。私は完全防水ではないものを購入してしまったが、防止性能が高いルーフバッグもあり雨天などには車のルーフに置いたままでも荷物が濡れないような商品もある。購入するときには、必ず防水性能の高い商品を購入されることをおすすめしたい

ビニールシート(1.8m×2.1m)
ビニールシート(1.8m×2.1m)の画像07
ビニールシート(1.8m×2.1m)

私は完全防水ではないルーフバッグを購入してしまったので、雨天時にこのビニールシートを荷物に巻き付け防水の役割をするものとして購入。がしかし、1.8m×2.1mを買ってしまったのだが、ヘビーデューティキャリアへ荷物を載せて1.8m×2.1mのカバーをかぶせると完全に荷物が隠れず防水の意味をなさない。防水目的ならば、1.8m×2.1mでは役に立たないことがわかった。

ビニールシート(3.6m×5.4m)
ビニールシート(3.6m×5.4m)の画像08
ビニールシート(3.6m×5.4m)

今度は、3.6m×5.4mのシートを購入。今度はこのビニールシートが完全に荷物に巻き付けるほどの大きさだった。しかし、巻き付けるのがひと苦労で本当にこのシートを利用した防水が良いのか疑問。やはり完全防水のルーフバッグを探すことの方が価値があるかと思う。但し、ビニールシートは1000円以下で買え簡単に防水が期待できるので多くの人が利用しているのも事実

荷物の積み方を試行錯誤・・・

初回は、荷物が少なくルーフバッグとカーゴネットのみ

はじめてヘビーデューティキャリアに荷物を搭載したときの写真。写真からもわかる通り、荷物が少なかったのでルーフバッグについているベルトとカーゴネットのみで荷物を搭載。正直まったく問題はなかった。載せた物は、テント、ショエルター、チェア×2、寝袋×2、テントマットと2人分のキャンプ用品の一部。写真を見ると一見きれいにまとまって見えると思うが、すでにこの荷物の高さでカーゴネットLLのゴムは限界に近いほど伸びきっている。クルマショップでよく見かけるinnoの カーメイト カーゴネット inno LL ブラック(1000×1300mm) でもヘビーデューティキャリアは、縦が1804mm、横幅が場1239mmもあるので搭載した荷物を一つのカーゴネットで囲うには厳しさがある。今回は、荷物の高さ300mm弱なので良かったが、300mm以上ならばLサイズの1000×1000mmを二つで囲う方が良いかと思う。また、ルーフバッグについているベルトもあまり使い勝手が良くなかった。確かにルーフバッグについているベルトでも固定はできるのだが、何となく不安があるテンション。やはり、ラチェット式ベルトは必須。ルーフバッグについているベルトは、補助的と考えるのが妥当だと思う。

初回は、荷物が少なくルーフバッグとカーゴネットのみで荷物を搭載の画像09
初回は、荷物が少なくルーフバッグとカーゴネットのみで荷物を搭載
荷物が少ないので高さがないの画像10
荷物が少ないので高さがない
ルーフバッグのベルトとカーゴネットのみの画像05
ルーフバッグのベルトとカーゴネットのみ
後ろから見た荷物搭載状況の画像11
後ろから見た荷物搭載状況

ラチェット式ベルトとバックルベルトで荷物を固定

ルーフバッグについているベルトとカーゴネットだけでは、不安があったのでラチェット式ベルト荷物用バックルベルトを購入。 ルーフバッグについているベルトとカーゴネットのみで荷物を固定した時の不安から逃れた。載せた物は、テント、タープ、ショエルター、チェア×3、寝袋×3、テントマット、テーブル×2、水タンク(10ℓ)と3人分のキャンプ用品の一部。とにかく、ラチェット式ベルトの縛りやすさ、強さはすぐれもの。逆にヘビーデューティキャリアや荷物を変形させないようにしばりつけるのがポイント。今回は、縦の長い方をラチェット式ベルトで横を荷物用バックルベルトで固定した。さらに、平らなテーブルをルーフバッグの下に置いてルーフバッグを固定するとともにテーブルも固定するような荷造りに挑戦した。このやり方もまったく問題なかったが、荷物用バックルベルトの固定にも若干不安があったので小さめの横用のラチェット式ベルトが欲しくなった。まだまだ、理想かつ満足できる搭載方法ではないと思えた。ラチェット式ベルトとバックルベルトの利用のポイントは、走行中の振動で緩む可能性があるので1~2時間程度ごとに緩みがないか確認することだと思う。正直5mは、長いので3m程度が良いと思う。

縦をラチェット式ベルトで横をバックルベルトで荷物を固定の画像12
縦をラチェット式ベルトで横をバックルベルトで荷物を固定
ラチェット式ベルトのラチェット部の画像13
ラチェット式ベルトのラチェット部
長ものチェアをラチェット式ベルトとバックルベルトで固定の画像14
長ものチェアをラチェット式ベルトとバックルベルトで固定
ルーフバッグの下にテーブルを載せるの画像15
ルーフバッグの下にテーブルを載せる

雨対策のビニールシートと縦横両側にラチェット式ベルト

走行中に雨が降ることがわかっていたので雨対策用のビニールシートで荷物を囲み、縦、横ともにラチェット式ベルトを利用。横用には小さめのラチェット式ベルト を購入。バックルベルトでの固定の不安を取り除いた。先にも紹介したのだが、最初に1.8m×2.1mのビニールシートを購入したのだがヘビーデューティキャリアへ荷物を載せてかぶせると完全に荷物が隠れず防水の意味をなさない。そこで大き目の3.6m×5.4mのシートを購入。完全に荷物を囲えるのだが、荷物を囲むのがひと苦労。写真の載せ方で、平均速度120km前後の高速走行を500km以上走ってもまったく問題がなかった。 ここまで数々の荷物の載せ方をしてきて、ルーフバッグを利用するのならばラチェット式ベルトは必須で本数は荷物の数や形によって相違するが、縦横それぞれ3本は欲しいと思う。ビニールシートは、囲む作業が非常に苦労するので個人的には、 完全防水のルーフバッグを探し利用する方が楽かと思う。次回は、完全防水のルーフバックを購入しその効果をご紹介したいと思う。また、ボックスなどを未だにヘビーデューティキャリアに載せていないので、ハードボックス系を載せての荷造りも今後トライしていきたいと思う。

雨対策のビニールシートと縦横両側にラチェット式ベルトを利用の画像16
雨対策のビニールシートと縦横両側にラチェット式ベルトを利用
縦横2本ずつのラチェット式ベルトと横2本のバックルベルトの画像17
縦横2本ずつのラチェット式ベルトと横2本のバックルベルト
1.8m×2.1mビニールシートでは小さいの画像18
1.8m×2.1mビニールシートでは小さい
キャリアに載せたキャンプ用品の画像19
キャリアに載せたキャンプ用品
ルーフバッグについて

ヘビーデューティキャリアやリヤラダーを装備した人は、多かれ少なかれ右(下)側の三菱D5のCMに魅力され購入した人がいるかと思う。現に、私もその一人。しかし現実、このCM通リに荷物を載せるにはテクニックがいる。私も、キャンプ用品をいくつかまとめているボックスを持っている。全てのボックスを載せることはできるのだが、最大積載重量50kgを簡単に超え高さも気になる。CMで紹介されているヘビーデューティキャリアへの荷物の載せ方はプロ級。クーラーボックスの高さまでの荷物を荷物ベルトでしっかり縛りカーゴネットで荷物をまとめている。最初は、荷物を載せやすいルーフバッグから入り試行錯誤の上に自分自身のスタイルを決めればいいのではないかと個人的には思う。私は最初に二つのルーフバッグを購入したが、利用している間にいくつかの懸念点を感じてきた。それらの懸念点を紹介し、これからルーフバックの購入を考えている人たちに何らかの参考になればと思い懸念点を紹介したいと思います。

三菱D5のCM「PLAY THE NATURE!2018」篇の画像20
三菱D5のCM「PLAY THE NATURE!2018」篇
三菱D5 CMギャラリから引用(2018/11/16)

私が購入したルーフバッグ

私が最初に購入したのは、写真にあるLACOMETAの「ルーフキャリアバッグ防水」。容量:約290ℓで寸法は、幅:約85cm 長さ:約85cm 高さ:約40cmある。利用しているときに商品の説明に防水と言う言葉と底部分が二重生地でしかも安価(4300円)と言うことで速攻買いをしてしまった。正直、ルーフバッグの中では安い方に入る。一番の懸念は防水性能。ある程度の防水は確かにあるのだが、2時間程度小雨の中で走行したときに、シュラフなどは濡れてはいなったが湿っていた。確かに商品説明の中に、「防水生地(ポリエステル100%+防水加工)を使用していますが、防滴、防湿性能を保証するものではないので、浸み込み、湿り気などが出る場合はあるかと思われます。」と言う一文がありこの通り。その後はビニールシートを巻き付けたので、防水面では問題なかったが、湿り気は感じられた。容量は、二つで十分なのだが、付属の荷造り用ベルトは、補助的なものと考えるべきと思った。固定はできるのだが、しっかりとした固定は難しくベルトの強度が弱い。中にはバックルがすぐに壊れたベルトもある。ルーフキャリアバッグは、使い勝手や柔軟性が高いのだが、以前利用していたハードのルーフボックスよりも性能面では当然劣ることを実感した。ルーフキャリアバッグを購入する時には、特に以下の3点を考慮しながら予算の許す限り高価なものを購入することをおすすめする。ルーフボックスを購入してしまったらヘビーデューティキャリアを購入した意味がなくなる。

ルーフキャリアバッグ防水(LACOMETA)
防水性能は、高い方が良い

ルーフバッグを購入するときには、まずは防止性能をしっかり見極めることだ。実際は利用してみないと実の防水性能はわからないのだが、商品説明からじっくりと防水性能を比較して予算の許す範囲内で最高の防止性能を有するルーフバッグを選択するのがベストだと思う。また、防止カバーが別途ついている商品もあるのでそれらを選択するのもいい。よく600Dとか1000Dとか表記されている「D」(デニール)とは、繊度、つまり糸や繊維の太さの単位。防水性能ではない。確かに1000Dの方が600Dより布をつくる糸は太いのだが、防水は布の材質にもよる。このD値に惑わされないように。下の商品が今で調べた中では、一番防水性能が高そうな商品かと思う。しかし、高価だ。

完全防水ルーフバッグ(255L)
大容量タイプの選択がベター

ルーフバッグは、91×70×40cm程度の容量255Lから121×101×48cm程度の約509Lと言う大容量の物もある。アマゾンでは、150 × 86.4 × 45.7 cm (約595L)が一番大きい。ヘビーデューティキャリアは、長さ1,804mm×幅1,239mm×高さ154mmなので、255L二つでも余裕があり本当に大きいルーフキャリアであることがわかる。下の商品が、今では一番大容量な商品かと思う。

CURT防水キャリアカーゴバック (595L)
付属ベルトは、補助的な存在

ほとんどのルーフバッグに、固定用のベルトが付いている。しかしながら、どの製品もしっかりとした荷物ベルトとすべり止めマットの利用を推奨している。ルーフバッグに付いているベルトはあくまでも補助的なものと考えて欲しい。下の写真の商品は、「調節ストラップ&バックル付き」のルーフバッグでしっかり締めると説明されているが、これも補助的なしっかりとしたベルトと考えた方がいい。

AUPERTO カーゴバッグ(425L)

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